Yearly Report 2024 2024年次レポート(途中経過)

2024年は、より持続可能な形に近づけるため、屋外にも農場を拡張しました。

水槽をつかったタイプと、新たに波板トタンと足場パイプ・足場板を利用した格安で拡張可能な屋外用のサンドポニックスコンテナを導入しました。 長くなるため水平にするのが重要なため、ベースは土嚢袋でならし、セメントで固めることで、安定した水平面を確保しました。

インドアは初めて育てる野菜を比較するために、水耕栽培DWCコンテナを残し、循環式サンドポニックスコンテナと分離式サンドポニックスコンテナを利用して、トマト、バジルなどのクローンを生成しつづけることで、新たに発芽させないで収量を増やしています。 選定した脇芽を砂の中に刺しておくだけで、新たな苗ができるため、一切スポンジやプラスチックの育苗ポッドなどを利用せずに、新たな苗を生成できるようになりました。 発芽は育苗ポットで土をつかって発芽させ、ある程度大きくなったらサンドポニックスコンテナに土ごと移植します。

農場

インドアサイト 広さ : 約15m2

  • 左 : 6穴 DWCコンテナ x 12

    アクアポニックスの野菜と比較するために水耕栽培DWCコンテナを6個繋げ、2列用意。コンテナはホームセンターなどで売っている45Lツールボックスなどを利用。

  • 右上 : 循環式サンドポニックスコンテナ

    魚の水槽の水を循環してフィルターとしても利用している循環式アクアポニックスコンテナ。 トロ船を利用しカルチャーボールと砂を培地として、冬場はホップの越冬、春から秋にかけては、育苗ポットを置くことで水やりの手間を省けます。

  • 右下 : 分離式サンドポニックスコンテナ

    魚の水槽から溜まった排泄物を移動し、肥料濃度を高めている分離式アクアポニックスコンテナ。 同様にトロ船を利用し、選定した枝などをさしてクローンを増殖するシステムとして利用。スナップエンドウやケール・小松菜など年間をとうして栽培。

アウトドアサイト 広さ : 約15m2

  • 左 : サンドポニックスコンテナ

    トタンと防水シートを利用して拡張・スケール可能な分離式アクアポニックスシステム。コストが抑えられ中規模・大規模へ拡張可能。

  • 右 : サンドポニックスコンテナ

    セメントを混ぜる際に利用するトロ船を水槽・桶として利用した分離式アクアポニックスシステム。 導入が容易だが、拡張は比較的コスト高になる。

  • 右 上下端 : Ebb & Flow コンテナ

    上記同様、トロ船を利用した分離式ハイブリッドシステム。 ダブルルートシステムを利用した、土の肥料とアクアの肥料をミックスして利用するハイブリッド水耕栽培システム。

収穫

 1-3月4-6月7-9月10-12月合計
小松菜13 苗10 苗0 苗-23
カーリーケール33 苗25 苗0 苗-58
中玉トマト(フルティカ)0 個0 個150 個-150
万能ねぎ7 苗5 苗0 苗-12
ミント400 g300 g0 g-700 g
バジル0 苗6 苗19 苗-25
ししとう0 苗0 苗2 苗-2
とうもろこし0 個1 個4 個-5
ハラペーニョ0 個0 個145 個-145
ホップ0 g0 g500 g-500 g
黒大豆0 g0 g150 g-150 g
スナップエンドウ0 g440 g0 g-440 g
たかのつめ0 g0 g2000 g-2000 g