Sandponics
サンドポニックス
サンドポニックスは、肥料水を砂の下で循環させ、砂と根で排泄物をフィルターすることで、魚の排泄物を蓄積させ、そこに発生したバクテリアや微生物が、排泄物を分解し肥料となる窒素・リンなどを生成、それを植物が吸収することで成長を促進します。 砂は熱もある程度遮断できるため、暑い季節に屋外で栽培するにも適しています。砂の下に人工的に地下水をつくることで水温も低くキープできる傾向があります。
Pro
- 葉物野菜はもちろん、ケール・バジル、トマトのような実のなる植物も栽培可能
- 砂の層を厚くすることで、ニンジンやさつまいもなどの根菜などの栽培も可能
- 比較的大きなシステムをつくってもあまりコストがかからない
- 水の量もDWCなどと比べると少ない
- アフリカやアジアなどで中・大規模のサンドポニックスが増えていて、大抵、レンガやブロック屏のようなものと、防水シート、砂などを使い、低コストで運用されています。
Cons
- アクアポニックスのように魚の排泄物を利用する場合は、小バエやアブラムシなど色々な生物が発生するので、屋内での運用は気をつける必要がある。
- ある程度の収穫を見込むにはそこそこの広さが必要。
サンドポニックスで栽培したケールとにんじん