Aquaponics VS Hydropnics Kale Challenge

アクアポニックス VS ハイドロポニックス ケールチャレンジ

サンドとハイドロで、ケールを栽培して比較してみました。

Sandponics vs Hydroponics Kale

Sandponics

アクアポニックスの1つの手法として注目されているサンドポニックス、アフリカなどでも安く始められる手法として、いろいろなところで導入されています。 通常のアクアポニックスとの違いは、川砂などの砂をメディアとして利用、魚の排泄物を砂に堆積させ肥料として植物や野菜に吸収させることで、長い水路などなくても簡単に成長させることが可能です。

Aquaponics VS Hyrdoponics

ハイドロポニックス(水耕栽培)とアクアポニックスでは、通常ハイドロポニックスのほうが肥料量を管理でき早く育ちやすい傾向があります。 今回は比較として、両方で同じ品種のカーリーケールを栽培してみました。 成長期間的には、ハイドロだと2ヶ月、アクアだと3ヶ月弱、大きさはや葉の厚さ、などはほぼ変わらず、味的にも差がわからないくらい味も食感もしっかりしていました。


左がサンドポニックス、右がハイドロポニックスで栽培

左がサンドポニックス、右がハイドロポニックスで栽培したケール

バリエーションの富んだ野菜を育てられます

レタスやハーブ以外の葉物をアクアポニックスで栽培するには、それなりの技術が必要ですが、サンドポニックスだと簡単に育てることができました。 川砂も安く入手可能ですし、一定期間利用した川砂は外で日干しにすることで再利用が可能なため、カルチャーボールよりもコストがかかりません。 また、人参やさつまいも、などの根菜を栽培することもできるため、季節ごとに適したバリエーション富んだ野菜が栽培可能です。

GMIX農場のサンドポニックスでも、トマト、枝豆、ケール、バジル、通常の水耕栽培で育てづらい人参まで、半年の間に収穫できました。 6ヶ月近く、水の交換不要、魚の排泄物だけで育ち、土が痩せる心配もなく、肥料の消費量も著しく少ないため、戦争で肥料が入らなくなったとしても、魚の餌さえ入手できれば、生きていける時代がくるかもしれません。 バランスが整うと、PHの変動も少なく、1週間に1度肥料水を追加するのみで、勝手に育っていくため手間もかからず、楽しく栽培できます!!