Aquaponic Challenge & First Edamame Harvest
初めての、アクアポニックスで大豆を栽培
5月に大豆を発芽させて、初めての栽培にチャレンジ。
食料自給率の理解から
バーティカル農法、アクアポニックスなど新しい農法を利用したレタス工場など多くできていますが、レタス生産者が増えても、カロリーベースの食料自給率は上がることはありません。 家畜の飼料はほぼ輸入にたよっているため、和牛といっても日本で育ちながら、海外産の穀物を食べたものです。 日本が輸入にたよらず家畜の飼料を供給できるようになることが、カロリーベースの食料自給率を上げる唯一の方法と考えています。
大豆・とうもろこし・小麦などは平らな土地で大規模に作る方が効率が良いのはわかっていますが、特に大豆は生産効率が悪いといわれています。 簡単にコストをかけずに大豆を作る方法はすぐにはみつからないでしょうが、アクアポニックスを利用して、栽培できたら安く多くつくることができるのでは? と思い実験を始めてみました。
はじめてのチャレンジ
5月に大豆を浸して発芽させ、サンドポニックスのコンテナへ移植。 夏の暑さを耐え凌ぎ、9月に始めて枝豆がいくつかできました。肥料のバランス、酷暑の影響などもあり、すかすかな実も多いですが、無事いくつか収穫することができました!!
収穫した枝豆を塩茹。
今後の課題と取り組み
魚の排泄物で充分成長することがわかったので、より多く収穫できるようにレイアウトを検討する必要がある。 丈がそこそこ長く、うっそうとしてしまうことで、陰ができ、陰のなかで虫がつきやすいのでインドアではメリットが少なく、屋外で広い面積で行うこと、アルミホイルなどの反射板をマルチ的に利用することで充分な収穫量が見込めます。大豆は空気中から窒素を吸収できるらしく、レタスなどが窒素をすってしまった後の肥料水でも充分に育つと思われる。
仮に小規模でも確実に手間なく生産できるとしたら、コミュニティで力を合わせれば、大量の大豆を狭い農地から作り出すことができる可能性があります。